五島長崎国際トライアスロン「バラモンキング」へ挑戦
2026年6月14日。
五島長崎国際トライアスロン、通称【バラモンキング】に出場してきました。
スイム3km
バイク160km
ラン42.195km
合計205.195km。
トライアスロンのロングレースの中でも、かなりハードな部類に入る大会です。
ロングレースといえば、
宮古島
佐渡
北海道
皆生
そして五島長崎
そんな名前が挙がる中、昨年の宮古島でロングの楽しさに気づき、今年はどの大会に出ようか考えていました。
その時に惹かれたのが、【バラモンキング】という名前の響きでした。
アップダウンの激しいコース。
厳しい制限時間。
宮古島よりも長い距離。
そして遠征の大変さ。
いろいろ不安はありましたが、せっかくなら思い切って挑戦してみようと決めました。
直前まで天気予報は雨。それでも当日は最高のコンディションに
開催時期は梅雨の真っ只中。
2週間前から天気予報はずっと雨でした。
途中で曇り予報になったり、また雨になったり。
天気ばかりはどうしようもないので祈るしかありませんでしたが、大会の2〜3日前になってようやく曇り予報へ。
そして当日は、曇りのち晴れ。
現地で聞いた話では、
「今までにないくらいのベストコンディション」
だったそうです。
これだけでも、かなり運が味方してくれたレースだったと思います。

スイム3km|気持ちよく泳げたはずが、順位を見てびっくり
まずはスイム3km。
波は凪のように穏やかで、とても泳ぎやすい海。
スタート直後から人混みも少なく、自分のペースで気持ちよく泳ぐことができました。
手応えも悪くない。
「今日はええ感じやな」と思いながら、無事スイムを終えました。
ところが、トランジションを済ませてバイクラックへ向かうと、ほとんどバイクが残っていない。
「まさか……」
順位を確認すると、350人中305位。
自分では気持ちよく泳げたつもりだっただけに、かなりびっくりしました。
トライアスロンをやるたびに思いますが、スイムは本当に難しいです。
泳げている感覚と、順位やタイムがなかなか一致しない。
これもまた、トライアスロンの面白さであり、難しさだと思います。
スイム3km
1:19:54
スイム順位 305位
バイク160km|絶景と引き換えに、お尻と脚が悲鳴を上げる
続いてバイク160km。

前半からひたすら続くアップダウン。
噂通り、まったく気が抜けないコースでした。
160kmもあるので、とにかく焦らず。
焦らず。
そう言い聞かせながら進みます。
東シナ海を眺めながら走る景色は本当に素晴らしく、絶景を楽しみながら走れる時間も多かったです。
ただ、その景色の裏で、脚にはじわじわとダメージが蓄積していきました。
最大の敵は、お尻の痛みだった
100kmを過ぎたあたりから、安定のお尻の痛みが発生。
ここは毎回の課題でもあるのですが、なかなかベストなシートポジションが見つかりません。

お尻が痛い。
座れない。
漕げない。
完全に悪循環です。
宮古島で経験した120kmを超え、人生最長距離に突入。
残り40kmが本当に長く感じました。
さらに腸腰筋と大腿四頭筋もパンパン。
「次のランにどれだけ影響するんやろ……」
そんな不安を抱えながら、それでもなんとかバイクを終えることができました。
バイク160km
6:33:02
バイク順位 216位
総合順位 254位
ラン42.195km|得意種目のはずが、まさかのアップダウン地獄
ランは片道10.5kmの往復コースを2周。
つまり、しっかりフルマラソンです。
得意種目ではありますが、バイク160kmのあとに走るフルマラソンは、やはり別物。
脚の感覚としては「ウルトラマラソン80km以降」みたいな状態でした。
先日走った奈良ウルトラを思い出しながら、
「大丈夫、大丈夫」
と自分に言い聞かせ、5:20/km前後で進んでいきます。
ところが、ここでまた予想外。
まさかのランコースもアップダウン。
聞いてないよ〜!
……いや、調べてないよ〜!
完全にコースをちゃんと見ていなかった自分の責任です。
でも、ロングで一番きついと言われるのも納得のコースでした。

気分が悪くなって、最後は「寝る」が必殺技に
ありがたいことに、エイドは約1.5kmごと。
氷入りのかぶり水もあって、気温が上がってからは本当に助けられました。
ハーフを過ぎて2周目に入ったあたりから、今度は気分が悪くなり始めます。
タイツの締め付けなのか、暑さなのか、原因ははっきりしませんが、とにかくしんどい。
結果、3回嘔吐。
こういう時の自分の必殺技は、「寝る」です。
5分ほど仮眠。
すると少し回復。
そこから再び走り始め、最後の10.5kmへ向かいました。
ゴールが近づくと、苦しさの中に寂しさも出てくる
残り3km。
残り2km。
少しずつ近づいてくるゴール。
ずっと苦しかったはずなのに、不思議と
「終わってしまうのか……」
という寂しさも出てきました。
長い一日を振り返りながら、最後は笑顔でゴール。
そして無事、宮古島の【ストロングマン】に続き、五島長崎の【バラモンキング】という二つ目の称号を手にすることができました。

ラン42.195km
4:25:57
ラン順位 103位
総合
12:18:53
総合順位 143位
目標にしていた【12時間30分切り】も達成。
ゴール後は、お尻の痛みや疲労、そして安堵感もあったのか、久しぶりに涙が出ました。
「ようやったなぁ」
と、自分で自分を褒めたくなるレースでした。
バラモンキングを終えて感じたこと
ゴール直後は
「もうこんなん出ぇへん!」
と言っていましたが、2〜3日経った今は
「楽しかったなぁ」
という思い出ばかりが残っています。
南の島々はもともと大好きですが、五島列島にはまた独特の魅力と癒やしがありました。
大会がなければ、きっと来ることのなかった場所。
そんな場所を知れたことも、このレースの大きな収穫でした。
今回のレースで、特別大きな反省はありません。
ただし、課題ははっきりしています。
それは、間違いなくバイクです。
次の目標は、佐渡トライアスロン「アストロマン」
次は9月。
佐渡トライアスロンです。
スイム4km
バイク190km
ラン42.2km
今回よりさらに長い。
つまり、また人生最長距離を更新します。
次に目指す称号は【アストロマン】。
今回見つかった課題であるバイクをしっかり強化して、必ずその称号を獲りに行きます。
まとめ|バラモンキングは、自分をまた一つ強くしてくれた
バラモンキングは、厳しいコース、長い距離、アップダウン、そして遠征の大変さも含めて、簡単なレースではありませんでした。
でも、その分だけ達成感も大きく、終わってみれば本当に濃い一日でした。
スイムでは自分の感覚と順位のズレを思い知り、
バイクではお尻と脚に苦しみ、
ランでは吐いて、寝て、また走る。
そんな一日を越えて、最後に笑顔でゴールできたこと。
そして目標だった12時間30分切りを達成できたこと。
この経験は、また次の挑戦への大きな力になると思います。
次は佐渡。
次の称号、【アストロマン】を目指して、またしっかり積み上げていきます。
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