真冬はトレッドミルでもEペースは鍛えられる。サブ3.15を目指す僕の「時速10.5〜11.5km/hジョグ」

ランニング基礎 練習について

昨日、いきなり真冬みたいな寒さになりました。

外に走りに行こうと思って玄関を開けた瞬間、

冷たい風に一気にやる気が削られて、

「今日は外、やめとこ…」

となり、久しぶりに トレッドミル(ランニングマシン) を使うことにしました。

正直、僕もずっと

「トレッドミルって、外より効果薄いんちゃうん?」

と思っていたタイプです。

でも、やり方次第ではちゃんと“Eペースジョグの練習”になる と感じたので、

サブ3.15を目指している僕の目線で、昨日のメニューも含めてまとめてみます。

外ランをやめてトレッドミルを選んだ理由

いきなり真冬+強風の日は、メンタルを削られる

昨日は、

  • 気温が一気に下がって真冬並み
  • 風も強めで体感温度はさらに低い

というコンディション。

こんな日は、

  • 走り出すまでがしんどい
  • ウォームアップに時間がかかる
  • 風向き次第で負荷がバラバラ

になりがちです。

Eペースジョグで気持ちよく走りたいだけなのに、

「寒さに耐える修行」

みたいになってしまうのは、正直もったいない。

そこで昨日は思い切って、

「今日はトレッドミルでEペースジョグを丁寧にやる日にしよう」

と切り替えました。

昨日のトレッドミルEペースジョグ

メニュー内容:時速10.5km/h → 11.5km/h、合計45分

昨日のトレッドミルは、こんな内容でした。

  • 最初〜40分:
    • 時速10.5km/h(約5:43/km)
    • 傾斜(坂):2%
  • 最後の5分:
    • 時速11.5km/h(約5:13/km)
    • 傾斜:0%
  • 合計:45分

最初の10.5km/h+坂2%の部分は、

僕にとっては 「ゆっくりめのEペース〜E寄りのジョグ」 くらいの感覚。

そこからラスト5分だけ11.5km/hに上げて、

少しだけ心拍を上げて終わるイメージでした。

サブ3.15を目指す僕にとっての「Eペース」感覚

僕は今、フルマラソンでサブ3.15 を目標にしています。

だいたいこのレベルだと、

  • レースペース(Mペース)
    → 4:30〜4:40/km 前後
  • Eペース(イージー)
    → 5:00〜5:30/km 前後

が目安になります。

昨日のトレッドミルだと、

  • 10.5km/h(5:43/km)+坂2%
    → 体感としては「ちゃんとEペース〜ちょい楽なジョグ」
  • 最後の11.5km/h(5:13/km)
    → ほぼEペースの上限〜Mペース寄り手前の感覚

くらいでした。

「ラクすぎて何もしてない感じではない」

「でも、会話しようと思えばできる」

このあたりが、僕の中の “Eペースゾーン” です。

トレッドミルでもEペースジョグはちゃんと練習になる

一定ペースで「Eのリズム」を身体にしみ込ませる

トレッドミルの良いところは、

  • ペースが一定
  • 止まる要素(信号・車・風)がない

ので、

「自分のEペースのリズム」をじっくり身体に覚えさせられる

という点です。

外だと、

  • ついペースが上がってしまう
  • 向かい風で変に頑張ってしまう

など、Eペースのつもりが 「なんだかんだでMペース寄りになっていた」

ということもよくあります。

トレッドミルなら、

  • 時速10.5km/hでしばらく走って呼吸を確認
  • 「今日は少し余裕あるな」と感じたら 11.0km/h に上げてみる

こんなふうに、

数字と感覚をセットで確認しながら走れる のが強みです。

傾斜2%は「外ランに寄せるためのちょい足し」

トレッドミルは、風の抵抗がないぶん、

まったくのフラットだと 「外より少しラク」 に感じることがあります。

そこで昨日は傾斜を 2% に設定しました。

  • 心肺的にはほんの少しだけ負荷アップ
  • 着地の感覚も外ランに近づく
  • でもフォームが崩れるほどではない

このくらいが、僕にとってはちょうどいいラインでした。

「外と完全に同じにはならないけど、

Eペースジョグとしては十分“練習になる”」

そんな手応えです。

1日1時間トレの中でトレッドミルをどう位置づけるか

冬は「走り続けること」が最優先

僕の練習モットーは、基本的に

1日1時間トレーニング(ロング走以外)

です。

サブ3.15を目指していても、

仕事・生活・体調とのバランスを考えると、

これくらいがちょうどいいと感じています。

冬場は特に、

  • 外が寒すぎて、出るのがおっくう
  • 風が強すぎて、Eペースどころじゃない

という日も増えてきます。

そんなときに、

「今日はトレッドミルで、45分だけEペースジョグをきっちりやろう」

と割り切れるかどうかで、

年間トータルの“走り続けた日数”が大きく変わる気がしています。

トレッドミルは「妥協」じゃなくて「選択肢の一つ」

トレッドミルを使うことを、

「外で走れないから仕方なく…」

と捉えると、どうしてもマイナスな気持ちになります。

でも今は、

「今日はこのコンディションやし、トレッドミルがベスト」

と考えるようにしています。

  • 外ランの日
  • トレッドミルの日

両方を上手く混ぜながら、

Eペースの距離をコツコツ積んでいく のが、

サブ3.15への一番リアルな道かなと感じています。

おわりに|真冬もゆるくEペースを積み上げていく

トレッドミルでも、やり方次第で

  • Eペースのリズムを身体に覚えさせる
  • 心肺と脚を「ちょうどいい負荷」で動かし続ける

ことは十分できます。

「外で走るのがしんどい日こそ、

トレッドミルに助けてもらってEペースを積む。」

そんな冬の乗り切り方もアリじゃないかなと、

昨日の45分を走りながら感じました。

サブ3.15を目指す道のりはまだまだ続きますが、

1日1時間の中でできることをコツコツ重ねていこうと思います。

京都の洋菓子店「THE NICOLE」店主・ニコルです。
ふわふわシフォンケーキや体にやさしいスイーツを作りながら、マラソン・トライアスロンにも挑戦している《日本一走るパティシエ》でもあります。
若い頃から心と体について学び続けてきた経験を活かし、「おいしい」「楽しい」「またがんばろう」と思える時間をお届けするのがライフワーク。
ブログでは、お菓子作りのコツはもちろん、走ること・生き方・メンタルのことも、等身大の言葉で発信していきます。

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