「ケーキって太りますよね?」
お店でも、ランニング仲間からも、よく聞かれる質問です。
僕はケーキ屋をしながらランニングやトライアスロンもしているので、
甘いものと体重のこと は、ずっと自分のテーマでもあります。
正直に言うと、
食べすぎれば、どんなケーキでも太る
これは事実です。
でも同時に、
ケーキ=悪者
という考え方だけで自分を縛ると、心のバランスが崩れてしまう
とも感じています。
今日は、
「ケーキは太るのか?」という素朴な疑問に対して、
シフォンケーキとの付き合い方と、心と体のバランスについて、僕なりの考えを書いてみます。
「ケーキは太る?」の前に考えたいこと
太るかどうかを決めているのは“1つのケーキ”ではない
まず最初に伝えたいのは、
太るかどうかを決めているのは、
ケーキ1つではなく、毎日の積み重ね だということです。
- 1週間ほとんど動かず、夜中にお菓子をダラダラ食べている
- 甘い飲み物や菓子パンを、当たり前のように毎日とっている
こういった「日常の習慣」の方が、
体重には大きな影響があります。
逆に、普段はある程度バランスよく過ごしていて、
- たまにケーキを1つ楽しむ
- がんばった日のごほうびにシフォンを1切れ食べる
このくらいなら、ケーキだけを責める必要はないと僕は思っています。
「悪者探し」をしすぎると、心がしんどくなる
カロリーや糖質の情報があふれている時代なので、
- ケーキ=太る
- 甘いもの=悪
と決めつけてしまうと、
「食べたい」と「我慢しなきゃ」がずっと頭の中でケンカをします。
その結果、
- 我慢しすぎてストレスがたまる
- ある日ドカ食いしてしまう
- そのあと罪悪感で自分を責める
という、しんどいループに入りがちです。
大事なのは、
ケーキを完全に禁止することではなく、
どう付き合うかを自分で選べるようになること
だと、僕は思っています。
シフォンケーキの立ち位置は「ごちそう」と「日常」のあいだ
生クリームたっぷりのケーキとは少しちがう
THE NICOLE のシフォンケーキは、
- バターではなく、植物油(米油など)を使っている
- 生クリームやデコレーションで重さを足すのではなく、生地が主役
- 甘さも「ガツンとした甘さ」ではなく、「スッと引く甘さ」を意識している
という点で、
いわゆる「生クリームたっぷりのホールケーキ」とは 少し立ち位置が違うケーキ だと考えています。
- 誕生日に一度だけ食べる「ごちそうケーキ」
と - 日常の中でときどき食べる「シフォン」
役割が違う、というイメージです。
とはいえ、シフォンも立派なケーキなので、
食べればエネルギーになるし、食べすぎれば太る
この基本だけは、正直にお伝えしておきます。
僕なりの「シフォンとの付き合い方」3つのルール
① 食べるタイミングを選ぶ
僕が意識していることのひとつは、
「いつ食べるか」を決めてから食べる
ことです。
たとえば、
- 朝〜昼のうちに食べる
- ランニングやトレーニングのあとに、ごほうびとして食べる
- 仕事を一日がんばった日の夜、1切れだけ楽しむ
など、「動いた日」や「がんばった日のごほうび」とセットにすると、
心の面でも納得して食べられます。
夜遅く、寝る前にダラダラ食べるよりも、
活動している時間帯に楽しむ ほうが、体にとっても気持ちにとっても優しいと思っています。
② 量を先に決めてから食べる
もうひとつ意識しているのは、
先に「今日はここまで」と量を決めてから食べる
ことです。
- ホールをテーブルに置いたまま食べ続ける
- 袋から直接つまみながら、なんとなく食べる
こういう食べ方をすると、
自分がどれくらい食べたのか分かりにくくなります。
- あらかじめ1切れ分だけお皿に出す
- 「今日はこの一切れ」と決めて、ゆっくり味わう
これだけで、食べる量のコントロールがグッとしやすくなります。
③ 「ながら食い」ではなく、ちゃんと味わって食べる
僕はケーキ屋だからこそ、
どうせ食べるなら、ちゃんと味わって食べてほしい
と思っています。
スマホを見ながら、テレビを見ながら…の“ながら食い”だと、
- 食べたのに満足感が残りにくい
- 「もうちょっと」と、つい量を足してしまう
ということが起こりがちです。
- 一口ずつ、香りや食感を感じる
- 「あ、ラムが香ってきたな」「黒糖のコクがあるな」と気づきながら食べる
こうやって味わうと、
同じ一切れでも 満足感の深さ が変わってきます。
量より「どれだけちゃんと味わえたか」の方が、
心の満足には効くと僕は感じています。
心のバランスも、一緒に大事にしたい
我慢だけのコントロールは長続きしない
「ケーキは太るから」と、
一切れも食べないように我慢し続けるのは、現実的にはなかなか続きません。
- 我慢する
- ストレスがたまる
- ある日一気に食べてしまう
- 後悔して自分を責める
このパターンは、
体にも心にもやさしくないと感じています。
「ケーキを食べないこと」よりも
「ケーキとうまく付き合える自分」
を目指した方が、長い目で見て楽だと思っています。
「食べてもいいよ」と自分に許可を出す
僕自身も、
- レース前の時期はケーキを控えめにする
- レースが終わったら、ちゃんと自分にごほうびをあげる
そんなふうに、時期によってメリハリをつけています。
そのうえで、
「今日はここまで食べていいよ」
「がんばったから、このシフォンは堂々と楽しもう」
と、自分に許可を出してから食べるようにしています。
ケーキを食べながらずっと罪悪感を感じているより、
「これは自分へのごほうび」として、気持ちよく食べる時間 を作る方が、
心の健康にもつながると感じています。
それでも気になる人への、ちいさな工夫
タイミング・頻度・バランスで調整する
「それでもやっぱり太りたくない…」という方は、
こんな工夫もおすすめです。
- 食べるのはなるべく 朝〜昼の時間帯 にする
- 週に何回まで、という ルールを自分で決めておく
- ケーキを食べる日は、ほかの食事やお菓子を少し軽くする
- 罪悪感ではなく、翌日の少し多めのウォーキングやランでバランスを取る
こうやって「調整できる自分」を持っておくと、
ケーキとの距離感も楽になります。
THE NICOLE のシフォンで、「罪悪感だけじゃないケーキ時間」を
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
シフォンケーキは決して“健康食品”ではありませんが、
だからといって「太るからダメ」と決めつけてしまうのも、
なんだかもったいないと僕は思っています。
軽いけれど、ちゃんと満足感がある
日常の中で、心と体のバランスを整える“ごほうび”
そんな存在として、
THE NICOLE のシフォンケーキを選んでもらえたらうれしいです。
オンラインでも、あなたのタイミングで
お店に来られない方にも楽しんでいただけるように、
シフォンケーキはオンラインでも販売しています。
- 朝ごはん用に
- 仕事や家事の合間のちいさなごほうびに
- がんばった日の「よくやったね」の代わりに
あなたの暮らしのどこか1コマに、
うちのシフォンが寄り添えたら、とても嬉しいです。
▶︎THE NICOLEシフォンケーキのはこちら↓↓

「ケーキは太るからダメ」ではなく、
「どう付き合うかを、自分で選べるようになる」 きっかけとして、
このシフォンたちが役に立てばいいなと思っています。
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【THE NICOLE 店舗情報】
京都の洋菓子店「THE NICOLE(ザ・ニコル)」
ふんわりしっとり食感にこだわったシフォンケーキと、からだにやさしいスイーツをお届けしています。
〒602-8243
京都府京都市上京区奈良物町481出水団地318
営業時間:10:30〜16:00
定休日:月・火
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